教会の沿革

佐賀めぐみ教会 教会概況

 1974年、熱心な信者栗林ミサの熱い祈りによって伝道が始められました。
その状況を以下に記します。

佐賀めぐみ教会設立前の1963年の夏、多布施川の畔に播かれた一粒の種、その子は脳性小児麻痺という重い障がいを背負っていました。彼は不自由な手で家の絵を描き続け「お家をたてて下さい!お家をたてて下さい!」と繰り返し叫びながら28年の生涯を閉じました。その孫の声を神の導きと受け止めた祖父母(栗林眞悟・ミサ)はイエス・キリストの愛は重い障がいを持つ人々にも深く注がれていることを感じ取り、彼らが地域の人々と共に礼拝を守り、信仰告白の場となる教会の建設を思い立ちました。そして早速募金活動を始め、それに賛同した知人やめぐみ厚生センターの職員や保護者たちから多額の献金が寄せられました。そして旧来の信仰の師である石田 正牧師(当時柳川教会牧師)に相談しました。祖父母の熱心な懇願を受け止めた石田 正牧師は子息の石田 洵牧師(当時西宮中央教会牧師)と共に全面的協力をして下さり、畑 祐喜牧師(当時夙川教会牧師)のアドバイスを受け、現在の教会堂が建設されました。

 初代牧師として畑 祐喜牧師を招聘し宗教法人日本基督教会佐賀めぐみ伝道教会が誕生しました。

 その後、めぐみ厚生センターと地域の方々と共に礼拝を守り、2009年にはパイプオルガンが奉献されました。

1974年 7月 1日伝道開始 於 旧めぐみ園ホール
1976年10月 27日日本キリスト教会佐賀めぐみ伝道所となる
1978年10月 3日会堂落成 献堂式
1980年 4月 7日日本キリスト教会佐賀めぐみ伝道教会建設式
2005年 4月17日日本キリスト教会佐賀めぐみ教会建設式